佐々木朗希の制球難を米メディアがボロクソ!ドジャースが計る「マイナー降格」のタイミング

公開日: 更新日:

「すぐにスターになるような選手ではない。メジャーで投げる準備ができてないように見える」(地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」)

ドジャースタジアムデビューは、たった1.2イニング、61球を投げただけで終了した。ストライクはわずか32球だ」(米全国紙「USA TODAY」のボブ・ナイチンゲール記者のX)

 佐々木朗希(23=ドジャース)の本拠地デビューを米メディアが酷評している。

 日本時間30日のタイガース戦に先発するも、1回3分の2を投げて3安打2失点、押し出しを含む4四球。前回登板のカブス戦同様、制球が定まらなかったばかりか、この日の最速は約156キロと最大の売りであるストレートの球速も平凡だったから無理もない。

 試合後のロバーツ監督の会見では、米メディアから佐々木の態度を問題視する質問も飛んだ。佐々木が降板の際にボールを指揮官に手渡さなかったこと、2番手の投球を見届けることなくベンチ裏に消えた佐々木をロバーツ監督が追いかけたことなどが釈然としなかったのだろう。登板後の本人はベンチで目に涙まで浮かべていたが、ロバーツ監督はこう言った。

「(ボールを手渡さなかったのは)敬意を欠いたものではない。(追いかけたのは)私はただ、彼と話したかっただけなんだ。『今夜はこれでいいんだ』と言った。彼は成功しか知らない。動揺し、失望していると思うが、選手はプロフェッショナルでなければならないし自分の仕事をやり遂げなければいけない。彼はまだ若く、キャリアをスタートさせたばかり。スプリットをストライクに見せる必要があるのに、それができなかったのが問題。メカニックの修正や速球の調整が必要だ」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 3

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  4. 4

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  5. 5

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  1. 6

    中日FA柳に続きマエケンにも逃げられ…苦境の巨人にまさかの菅野智之“出戻り復帰”が浮上

  2. 7

    佐々木朗希がドジャース狙うCY賞左腕スクーバルの「交換要員」になる可能性…1年で見切りつけられそうな裏側

  3. 8

    メジャー挑戦組出場の追い風になるのか? 巨人岡本は「絶対に出たい。ただ…」

  4. 9

    阿部巨人かつての盟友・李承燁氏に打撃コーチ緊急打診の深層…来季首脳陣発表後にナゼ?

  5. 10

    星野監督と1週間連続の晩飯ざんまい…ハワイ自主トレ中に突然、「星野ですう~」

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 3

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  4. 4

    中日FA柳に続きマエケンにも逃げられ…苦境の巨人にまさかの菅野智之“出戻り復帰”が浮上

  5. 5

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  1. 6

    高市政権の“軍拡シナリオ”に綻び…トランプ大統領との電話会談で露呈した「米国の本音」

  2. 7

    エジプト考古学者・吉村作治さんは5年間の車椅子生活を経て…80歳の現在も情熱を失わず

  3. 8

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  4. 9

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  5. 10

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ