カブス今永昇太 2年目の好調支える「逆転の発想」…昨季はメジャー特有の“制限”に戸惑いも

公開日: 更新日:

 米放送関係者がこう言う。

「昨季の今永は余力を残していても100球前後で降板させられることに納得がいかなかったそうです。それでもメジャーでは球数を意識しないわけにはいかず、より少ない球数で勝負するように徹底したそうです。それと同時に、まずは先発投手の最低限の役割である5回を投げ切ろうと意識の転換を図った。もちろん5回しか投げないわけではないが、5回までと割り切ることで精神的に余裕が生まれたことも、好結果につながっている」

 カブスのローテはここに来て、一昨年に16勝をマークした同じ左腕のジャスティン・スティールが左肘の靱帯を修復するトミー・ジョン手術を受けて離脱。今永は15勝を挙げた昨季以上にエース級のパフォーマンスを求められる。ぺース配分を掴んだ今季は最後まで投手陣を牽引し、20年以来5年ぶりのポストシーズンに導けるか。

  ◇  ◇  ◇

 そんな今永は今季、カウンセル監督から過酷すぎる「最低限のノルマ」が課されている。それは期待の裏返しとも言えるが、いったいどのような内容なのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    気持ち悪ッ!大阪・関西万博の大屋根リングに虫が大量発生…日刊ゲンダイカメラマンも「肌にまとわりつく」と目撃証言

  2. 2

    永野芽郁「鋼のメンタル」も文春砲第2弾でついに崩壊か?田中圭との“口裏合わせ”疑惑も浮上…CMスポンサーどう動く

  3. 3

    水谷豊に“忖度”?NHK『BE:FIRST』特集放送に批判…民放も事務所も三山凌輝を“処分”できない事情

  4. 4

    佐々木朗希「中5日登板志願」のウラにマイナー降格への怯え…ごまかし投球はまだまだ続く

  5. 5

    竹野内豊はついに「令和版 独身大物俳優」となった NHK朝ドラ『あんぱん』でも好演

  1. 6

    中居正広氏“反撃準備”報道のモヤモヤ…改革着々のフジテレビ尻目に「電撃復帰」への布石か

  2. 7

    永野芽郁の「清純派枠」を狙うのは"二股不倫報道”の田中圭と同じ事務所の有望株という皮肉

  3. 8

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  4. 9

    役者・林与一さん83歳の今も現役「糖尿病家系で甘いモノ好き。血糖値が問題ないのは運動のおかげ」

  5. 10

    囁かれる岸田前首相“再登板”に現実味? 一強時代到来で「安倍超え」に虎視眈々