阿部巨人が企む「トレードもう一丁!」…パ野手の候補は6人、多少問題児でも厭わず
西武の佐藤龍世(28)も魅力的です。オープン戦の寝坊で三軍に降格。西口監督は『危機感がない。現状で自分がどういう立ち位置にいるのか考えて欲しい』と激怒したが、昨季は自己最多93試合に出場し、72安打、7本塁打、34打点といずれもキャリアハイの数字を残した。今季も二軍では.294と打力は折り紙付き。コンプラに厳しい西武では構想外でも、巨人の阿部監督は戦力になるなら、多少問題児でもいとわないというスタンスですから」
ロッテの安田尚憲(26)も候補になりそうだ。開幕は一軍でスタートしたものの、守備固めなどの起用となった2戦目の出場後に、あっという間に登録抹消。二軍戦では27試合に出場し、打率.268、1本塁打とまずまずなのに、なかなか一軍に呼ばれなかった。ドラ1入団で8年目。吉井監督の構想からは外れているともっぱら。一軍では4試合で.250。15日の一軍昇格も、トレード前のショーケースではないかといぶかる声もあるほど。ロッテではイースタン打率2位の.309をマークしている愛斗(28)もトレード市場で人気があります」(同)
楽天には21年に打点王、22年に最多安打のタイトルを獲得した島内宏明(35)がファームで.333をマークしている。シーズン中のトレードは、リーグが違うパの球団からがセオリー。6月3日のセ・パ交流戦の開幕前に「第2弾」が成立する可能性はありそうだ。