山本由伸が危ない!投壊ドジャースで負担増必至、故障歴ある体は指揮官の酷使に耐えられるか

公開日: 更新日:

昨季フル稼働の2人は…

 台所事情が火の車とあっては当然、計算できる投手への負担が増す。

 実際に昨季もそうだった。長期離脱したグラスノー(右肘痛)、山本(右肩痛)らに代わって新人右腕のストーン(26)、右腕フラーティ(現タイガース)の2人がフル稼働。ストーンは開幕からローテ入りし、8月までの25試合のうち中4日で3試合、中5日で11試合に登板した。チームトップの11勝(5敗、防御率3.53)を挙げたものの、右肩を痛めて9月に戦列を離れた。いまだに復帰の見通しすら立っていない。

 一方のフラーティは昨年7月30日にタイガースから移籍後、登板した10試合のうち中4日が6試合、中5日が4試合。6勝2敗、防御率3.58と期待に応えたが、レギュラーシーズンの疲労もあってポストシーズンは5試合で防御率7.36と精彩を欠いた。古巣タ軍に復帰した今季はここまで2勝5敗、防御率4.44と尾を引いている。

 ド軍のローテで確実に勝ち星を計算できるのは山本だけ。昨季、右肩を痛めているだけに、このまま指揮官の酷使に耐えられるかどうか。

  ◇  ◇  ◇

 ところで、ドジャースといえば大谷翔平だ。日刊ゲンダイは過去、大谷の両親や恩師、同級生を徹底取材。いまではメディア露出を控えるようになった両親だが、当時はふたりの「出会い」まで直々に語ってくれた。

 それらを網羅した連載コラム【二刀流の血脈】…も要チェックだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった