ソシエダ久保建英 ドイツ1部強豪移籍に現実味…消化試合の敵地豪州戦に“例外出場”で存在感示す
2026年北中米W杯アジア最終予選を<世界最速>で突破した森保ジャパン。
昨5日のオーストラリア戦、10日のインドネシア戦は消化試合とあって、森保監督はこの6月シリーズに、FW三笘薫、伊東純也ら欧州組を招集しなかった。疲労度などを考慮したわけだが、3月シリーズから初代表7人を含む14選手が入れ替わる形になった中、例外がひとり。
今季、スペイン1部の公式戦で52試合を戦ったレアル・ソシエダのFW久保建英である。4日に24歳の誕生日を迎えた久保は、18歳でA代表入りしてからチーム最年少の立場が続いた。今回は18歳FW佐藤龍之介ら年下選手が8人もいる。疲労も蓄積しているはずだが、森保監督の「新たな選手たちのリーダー役として期待している」との言葉に応えた格好だ。
そんな久保を巡り、「6月ラウンド終了後にも移籍先が発表される」とかまびすしい。あるサッカー関係者が言う。
「久保はこの5月、ドイツの大手代理人事務所『Sports360』と新たに契約を交わした。ここにはドイツ代表監督ナーゲルスマン、ドイツ代表MFクロース、FWベルナー、元代表MFゲッツェといったビッグネームが所属している。久保は今オフ、ドイツの強豪バイエルン・ミュンヘン移籍が現地でも噂になっているが、この時期の代理人事務所の変更には<年俸など諸条件が煮詰まり、正式に契約書を交わす>という意味合いがある。久保の現年俸は4億円。金満クラブのバイエルンでは中堅クラスでも20億円前後が相場。年俸5倍増も十分に期待できるでしょう」