浅野翔吾が骨折離脱、岡本和真も不在…貧打阿部巨人を救う“大砲候補”たち
ああ、ついてないーー。
巨人は6日、3年目の浅野翔吾(20)が東京都内の病院で「右尺骨茎状突起不全骨折」と診断されたと発表した。今後は故障班でリハビリを行う。
浅野は前日5日のロッテ戦に「8番・中堅」で出場し、五回の2打席目に種市の149キロ直球を右手首付近に受けた。悶絶しながらベンチ裏に下がり、治療後にプレーを続行したものの、六回の守備から途中交代していた。
今季は5月7日の阪神戦から一軍に昇格。19試合に出場し、打率.182、2本塁打、6打点。ここで無念の離脱となった。
巨人は6日の楽天戦も、初顔合わせの先発ハワードの前に沈黙し0-2。今季ワーストの5連敗で、長嶋終身名誉監督が死去した3日から勝ち星がない。4番の岡本和真を故障で欠く中、阿部監督が「3点が今マックスじゃない?」と嘆いた打線はこの5連敗中、2、1、3、1、0得点。1試合平均1.4点という得点力不足にあえいでいる。
一軍の救世主は二軍にいないのかーー。「日本人の野手では、育成3年目の三塚(琉生=21)の評判がうなぎ上りです」と、さるファーム関係者がこう言った。