藤浪晋太郎マリナーズ3A電撃解雇でNPB復帰に現実味…新天地は古巣か日本ハムか、独立リーグか

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 電撃的な出来事で騒ぎになっている。日本時間18日、マリナーズ3Aの藤浪晋太郎(31)が突如、球団から自由契約を通告されたのだ。

 今季はマリナーズとマイナー契約。招待選手としてキャンプに参加したが、開幕直前にマイナー降格。開幕後は3Aで21試合にリリーフ登板し、2勝1敗、防御率5.79だった。先月19日から、8試合連続無失点と好投しながら、マリナーズは放出を決断した。

 藤浪は今後、日本球界復帰も視野に入れつつ、新天地を探す。米国内で色よいオファーがあればともかく、MLB公式サイト日本版はこの日、「昨季の与四球率も8.17という酷い数字だったが、今季はさらに悪化して12.54となり、1イニングに1個以上のペースで四球を与えている計算になる。この課題を克服できない限り、メジャー復帰への道は開かれないのではないだろうか」と指摘。2023年から米球界に移籍して2年半が経過したものの、メジャーで登板したのは、アスレチックスとオリオールズに在籍した1年目のみ(64試合、7勝8敗、2セーブ、5ホールド、防御率7.18)。課題の制球難は改善されず、昨季、今季とマイナー暮らしが続いた。31歳の年齢を考慮しても、再びメジャー昇格がかなう可能性は低いだろう。

 このまま米国で再起を図る可能性はゼロではないが、日本への出戻りが現実的といえそうだ。

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