著者のコラム一覧
友成那智スポーツライター

 1956年青森県生まれ。上智大卒。集英社入社後、今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流、米国での現地取材も頻繁に行いアメリカ野球やスポーツビジネスへの造詣を深める。集英社退社後は、各媒体に大リーグ関連の記事を寄稿。04年から毎年執筆している「完全メジャーリーグ選手名鑑」は日本人大リーガーにも愛読者が多い。

ドジャースは大谷翔平のお陰でリリーフ投手がチーム最多勝になる可能性もある

公開日: 更新日:

 それによってカスペリアスは大勝ちする可能性が出てきた。得点力の高いチームや勢いのあるチームのバルクリリーバーは3~5イニングを投げて失点が2つ3つあっても、味方打線がそれ以上の得点をしてくれるので面白いように勝ち星が付くことがあるのだ。

 バルクリリーバーの代名詞的存在であるライアン・ヤーブロー(元レイズ、現ヤンキース)は18年の開幕時にレイズでメジャーデビューしたあとオープナーの考案者とされるキャッシュ監督にバルクリリーフ向きと評価され、頻繁に使われた結果、防御率が平均レベル(3.91)なのに、チーム2位の16勝を手にした。

 カスペリアスは23日のゲームでの勝ち星で、山本由伸に並ぶチーム最多の6勝目を挙げた。ドジャースは先発が不足してオープナーやブルペンデーを多用せざるを得ない。最終的にドジャースの今季の勝ち頭になるのは、今後もバルクリリーフで勝ち星を荒稼ぎしそうなカスぺリアスになる可能性すらある。

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