国内男子プロが女子人気に到底敵わない決定的要因…今年も国内「最高額と最少額」大会がやってきた
ならば、男子ツアーをファンはどんな目で見ているのか。
「プロのアスリート、つまり、自分には絶対に真似できない飛距離や技術をライブ観戦したいから試合会場にやってくる。しかし、かつてのジャンボ(尾崎将司)のように国内で圧倒的な強さを誇る選手はいないし、海外メジャーに行けば予選さえ通らない。石川遼君は高校に入学してわずか1か月後に、史上最年少の15歳でプロツアーに勝って人気者になった。遼君人気はアスリートを応援していたのとは違うものだった。マスターズに勝った松山英樹が国内の大会に出れば、昨年までのZOZO(チャンピオンシップ)がそうだったように、チケットが高額でも全国からファンがやってくる。国内ツアーで怪物になるか、海外メジャーにスポット参戦して優勝する選手が出てこない限り、男子ツアーは盛り上がらないと思いますね」(前出・関係者)
男子に超高額賞金の大会はしばらく無理か。