ロッテ吉井理人監督の意外な「激情時代」 コーチの延々続く説教中に箸をバーン!殴りかからん勢いで…

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 うそー!? ここで!? 本当にここで!? 九回無死一塁で次打者に2ボール。優勝のためには1点もやれない状況で、このシーズン、一度もリリーフの経験のない自分が本当に投げるのか!? 

 梨田さんの適時打の直後に肩をつくるように指示されたときもオドロイタが、状況が状況だけにここはもう、ど真ん中に投げるしかない。半ばやぶれかぶれでマウンドに上がった。

 山本功児さんの当たりは二ゴロ。しかし、捕球しようとしていた大石大二郎さんと一塁走者が交錯、ボールがライトに転々とした。捕球体勢に入った大石さんに走者がぶつかってきたため守備妨害に。判定次第でライトへのヒットになる可能性もあっただけに、ロッテから抗議が入った。(つづく)

  ◇  ◇  ◇

 当記事ページ下部の関連記事からは、阿波野氏による同連載「細腕奮闘記」(2022年)の続きを読むことができる。プロ野球ファンは要チェックだ。

(火・水・木曜公開)

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