極めて由々しき事案に心が痛い…メーカーとの契約にも“アスリートファースト”必要です
かつて理不尽な契約を交わした教え子サイドに立ち、メーカーの担当者に「家にあった1億円相当の壺の価値が分からない若者に言葉巧みに近づき、たとえば500万円で買い叩いたようなものではありませんか」と言ったことがあります。
もちろんアスリート側にも「契約に無知であってはいけない。サポートの申し出に舞い上がってしまい、内容を精査せずにハンコをつくことは厳に慎むべき」と口を酸っぱくして言っています。
スポーツメーカーさんにはアスリートファーストの重要性を常に念頭に置いていただき、アスリートたちは期待に応えるべく、日々研鑽努力を惜しまない。両者にとってベストの在り方を今後も模索していきたいと強く思っています。
次回以降も読者の皆さまに契約に関する課題、問題などをお伝えしていきます!
=毎月第1土曜掲載
(取材・構成=絹見誠司)