著者のコラム一覧
原晋青山学院大学陸上部監督

1967年3月8日生まれ。広島県三原市出身。世羅高-中京大-中国電力。93年に主将として全日本実業団駅伝出場。2004年に青学大監督に就任。09年に33年ぶりの箱根駅伝出場を果たす。17年に箱根駅伝3連覇、大学駅伝3冠を達成。25年箱根駅伝を大会新記録で連覇。19年から青学大地球社会共生学部の教授を務める。

私は何度でも嫌われ役を演じる覚悟です。エキスポ駅伝の開催前に「吠えた」理由を話します

公開日: 更新日:

 日刊ゲンダイの読者の皆さま! 1カ月ぶりの「マンスリー大作戦」はまず、16日に大阪で開催されました「エキスポ駅伝」の話題から──。

  ◇  ◇  ◇ 

 この「エキスポ駅伝」は、実に画期的な駅伝大会でした。実業団と大学の男子トップチームが一堂に会し、ガチンコ勝負を繰り広げるのは史上初だったからです。

 コースは大阪・万博記念公園から関西万博会場前まで。途中で御堂筋を走りました。沿道も箱根駅伝のような人垣で埋まり、とても素晴らしい雰囲気の中で実業団と大学が、初めて同じ土俵で戦うことができました。

 この大会が実現に向かって進んでいる時、実行委員会から意見を求められました。「行政とスポンサーと参加チームの本気度が重なり合うのが成功の絶対条件」「都市部をコースに組み入れて多くの方に見てもらうことで大会の価値が上がります」と言わせていただきました。「ゴールは吉本新喜劇・なんばグランド花月の前はどうでしょうか?」というアドバイスは、あっさりと却下されましたが(笑)、関係各位のご尽力に心の底からの感謝を申し上げます。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  2. 2

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  3. 3

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  4. 4

    ドジャース内野手ベッツのWBC不参加は大谷翔平、佐々木朗希、山本由伸のレギュラーシーズンに追い風

  5. 5

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  1. 6

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  2. 7

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  3. 8

    維新のちょろまかし「国保逃れ」疑惑が早くも炎上急拡大! 地方議会でも糾弾や追及の動き

  4. 9

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  5. 10

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方