大谷翔平のドジャースに“クセ者加入”…GMをイライラさせたコールが打撃二冠の追い風に
日本時間7月31日に迎えたトレード期限最終日に大谷翔平(31)のドジャースが積極的に動いた。
複数球団が絡んだ三角トレードを行い、レッズから若手先発左腕セリノウスキ(21)、レイズから救援右腕ガベース(25)、ロートベック捕手(27)を獲得。他にもツインズから救援右腕スチュワート(33)が加入するなど、ド軍は5球団との間で商談をまとめ、マイナーの有望株を含めて7人が移籍した。
そんな中、切り札として期待されているのはナショナルズから獲得したアレックス・コール外野手(30=右投右打)。外野の3ポジション全てをこなす守備力に定評がある上に、打撃ではクセ者として知られる。今季、72試合で打率.274、3本塁打、26打点、通算277試合で打率.242、19本塁打、81打点。目立った成績ではないものの、出塁率は今季、371、通算でも.342のチャンスメーカーだ。
ドジャースのゴームスGMは米メディアの取材に「彼はとにかく打席で粘り強いタイプだ。彼との対戦では、ゲームプラン通りにアウトにするのが難しく、いつもイライラさせられた」と、曲者ぶりを評価して獲得したと明かした。