ドジャースに「フリーウエーシリーズ」の呪縛…大谷翔平の古巣エンゼルスとは通算73勝78敗と負け越し中
16、19年はPSに進出したものの、歴史的な敗退を繰り返した。16年はリーグ優勝決定シリーズまで勝ち上がったとはいえ、カブス相手に2勝4敗。28年ぶり(当時)のワールドシリーズ出場を逃した上に、結果的にカブスの108年ぶりの世界一を後押しし、ヤギの呪いを解いてしまった。
さらに19年は地区シリーズで、05年に本拠地をワシントンに移転して以来、球団史上初のPS進出を果たしたナショナルズに2勝3敗で競り負け。ワイルドカードで出場し、勢いに乗ったナ軍は球団史上初の世界一を成し遂げた。
ド軍は11日現在、地区首位とはいえ、2位で宿敵のパドレスが1ゲーム差と迫っており、首位陥落は時間の問題。計4球団で混戦模様のワイルドカード争いを強いられる可能性もあるのだ。
今回の3連戦ですでに1敗。もし負け越すようなら、ド軍はお先真っ暗だ。
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このところスポーツニュースは、広島・広陵高野球部内で発覚した集団リンチ事件一色だ。名門校が出場中の甲子園大会を途中辞退するという、前代未聞の異常事態にまで発展している。この事件は、いわば「甲子園至上主義」の歪みが招いた惨劇と言っても過言ではない。だとすれば、その“元凶”とは何なのか。高校野球を取り巻く異様な実態とは。
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