阿部巨人また試練…セットアッパー大勢“疲労離脱”の裏に「2試合に1登板」のオーバーペース

公開日: 更新日:

2年続けて長期離脱

 杉内投手コーチは11日、欠場の理由を「疲労です。2試合に1試合のペースだから」と話したものの、そもそも大勢はタフな投手ではない。

 自身最多登板は入団1年目、2022年の57試合。翌23年は右上肢のコンディション不良で約2カ月間離脱し、この年は27試合にしか投げられず、昨季も右肩の故障で5月から2カ月弱チームを離れ、43試合の登板にとどまった。

 それが今季は開幕から離脱なしでフル回転。2年続けて長期離脱をしている投手が「2試合に1試合ペース」で投げているのだから、いつ限界を迎えても不思議ではない。

 首位阪神の背中より、4.5ゲーム差の4位広島の足音が近くなっている巨人。主砲もセットアッパーも揃えた上で迎撃したいところだが……。

  ◇  ◇  ◇

 このところスポーツニュースは広島・広陵野球部内で発覚した集団リンチ事件一色だ。渦中にいる中井監督と言えば、これまでも本紙日刊ゲンダイの取材に独自の指導方法・哲学を語ってきたが、今となっては“ブーメラン”なものばかり…。いったい中井監督はどんなことを話していたのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    N党・立花孝志氏に迫る「自己破産」…元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕送検、巨額の借金で深刻金欠

  2. 2

    高市内閣は早期解散を封印? 高支持率でも“自民離れ”が止まらない!葛飾区議選で7人落選の大打撃

  3. 3

    箱根駅伝は「勝者のノウハウ」のある我々が勝つ!出雲の7位から良い流れが作れています

  4. 4

    女子プロレス転向フワちゃんいきなり正念場か…関係者が懸念するタレント時代からの“負の行状”

  5. 5

    高市首相「午前3時出勤」は日米“大はしゃぎ”会談の自業自得…維新吉村代表「野党の質問通告遅い」はフェイク

  1. 6

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み

  2. 7

    我が専大松戸は来春センバツへ…「入念な準備」が結果的に“横浜撃破”に繋がった

  3. 8

    学歴詐称問題の伊東市長より“東洋大生らしい”フワちゃんの意外な一面…ちゃんと卒業、3カ国語ペラペラ

  4. 9

    村上宗隆、岡本和真、今井達也のお値段は?米スカウト&専門家が下すガチ評価

  5. 10

    自死した元兵庫県議の妻がN党・立花孝志党首を「名誉毀損」の疑いで刑事告訴…今後予想される厳しい捜査の行方