護摩行の成果は…広島・中村奨成“スキャンダルまみれ”が母校・広陵後輩プロ入りの障壁に

公開日: 更新日:

 今年こそはブレークできるのか。

 広島中村奨成(24)が9日、鹿児島・最福寺の護摩行に初めて参加。先輩の會澤翼(35)、堂林翔太(32)らとともに約1時間、燃え盛る火柱と格闘し、顔を真っ赤に腫らした。

 その中村は広陵高(広島)3年時の2017年に夏の甲子園で歴代最多の6本塁打をマーク。同年ドラフトでは2球団による1位競合の末に、地元の広島に入団した。

 それから7年が経過したものの、一軍出場はわずか88試合にとどまるなど一向に芽が出ないうえに、一昨年、昨年と週刊誌で立て続けに女性スキャンダルを報じられた。

 この一件は、母校の後輩の進路にも影響を及ぼしているという。ある球団のスカウトがこう言う。

「広陵の中井哲之監督は中村の一件に心を痛めています。人間教育といっても限界があるなかで、広陵に対するイメージダウンにも繋がりかねない。もともと広陵は中井監督の方針もあって、プロ注目選手でも大学進学するケースが少なくない高校です。今後はドラフト1位指名が確実視されるような選手は別にして、選手はますます大学への進学を勧められることになるでしょう」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  5. 5

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  1. 6

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  2. 7

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  3. 8

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」