大谷翔平「投手起用プラン」次々前倒しの不安…ドジャースに投手生命の考慮はないのか
チームはついに首位陥落
球宴前後といわれた投手復帰の前倒しも、5イニングの登板も、大丈夫という本人の意向をくんだもの。これは球団にとって故障した場合のエクスキューズになる。大谷を投手として本当に長持ちさせたいのであれば、首に縄をつけてでも休ませるか、当初の予定通り5イニングを投げさせるのは9月に入ってからにするはずだ。
ドジャースはこの日で4連敗。ここ9試合は3勝6敗と失速し、ついにパドレスにナ・リーグ西地区首位の座を明け渡した。あす16日からは本拠地でそのパドレスと首位攻防3連戦。23日からは敵地で再びパドレスとの3連戦が控えている。
「負けが込むと雰囲気ややりたいことがかみ合わないことがある。ミーティングをしながら工夫しているが、なかなか結果につながらない。みんなプレッシャーや焦りがあると思う。大事な試合が続くので、休みを挟んで切り替えて集中していきたい」
試合後の大谷がこう話せば、ロバーツ監督はタメ息をつきながらこう言った。
「シーズンのこの時期に2位にいるとは思っていなかった。我々自身がこの状況を招いたわけだけれども、まったく予想していなかったよ」
チームはまさに尻に火がついた状態。1カ月半後に迫ったプレーオフに向けて、これまで以上に大谷を投打にフル回転させる可能性が高くなった。投手として壊れたりしないか、大谷の体が心配になってくる。
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そんな大谷が28年ロス五輪に出場できるかどうかは、あのトランプ大統領にかかっているという。いったいどういうことか。トランプ大統領とMLB機構の“意外な関係性”とは。
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