ドジャース大谷翔平が危ない! 血で血を洗う首位攻防6試合、死球合戦に発展なら格好の標的に
ナ・リーグ西地区に所属する両球団は、そもそも強力なライバル関係にある。昨年のプレーオフ地区シリーズでは先に王手をかけられたドジャースがパドレスを逆転で下して勝ち進み、世界一になった。
ダルビッシュ(38)は一昨年のオフ、大谷に続いて山本も同地区のドジャースに入団すると、自身の音声配信サービスでこう言っている。
「大谷くんも山本くんも、もしパドレスが契約できるなら日本人で集まってドジャースを倒したいというのがあった」「(2人のド軍移籍で)正直、力が抜けた」
こんなダルを筆頭にサンディエゴは「beat LA」が旗印。パドレスは7月のトレード期限を前に最速167キロの守護神、昨季11勝の先発左腕などの大補強を行ったこともあり、8月に入って9勝3敗と急浮上。ここ9試合を3勝6敗のドジャースをかわして首位に立った。
さて、パドレスに狙われそうな大谷は野球を始めた当初、右打ちだった。すぐに左打ちに変えた父親の徹さんは、
「足の速い子だったし、左打ちなら一塁まで一歩近く、内野安打になる確率も高い。左打ちの方が少し得かなと。まさか、ずっとピッチャーをやっていくとは思わなかったのです。いつかはくじけるときがくると。いま考えると失敗したかな、とも思ってるんですけどね」と、笑いながら話したことがある。