ダルビッシュは今季残り4試合…パドレスが期待するのはシーズン終盤の勝負強さ
メジャー通算292試合に登板しているダルは、メジャーの先発投手が重視されるレギュラーシーズン終盤からポストシーズンにかけてのピーキングにたけている。実際、9、10月の成績は際立っており、過去13年間で47試合に登板して20勝15敗、防御率3.28。防御率は開幕間もない3、4月の3.27に次ぐ好成績。ポストシーズンは計4球団13試合で5勝7敗と負け越しているものの、防御率3.77と結果を残している。
今季は7月に右肘痛から復帰してから、首脳陣の配慮もあって、イニング数、球数とも制限され、ここまで7回、84球が最多。ダルはポストシーズンに向けて調子を上げてくる上に、チームの一大事だけに、多少の無理をしてでもイニング、球数とも増やす可能性はある。
今後、中4日のローテなら残り4試合に登板する見込み。ベテラン右腕の本領発揮なるか。