高校球児の「日本ハム人気」を押し上げる昨秋ドラ1ルーキー柴田獅子の台頭
試合には敗れたものの、将来のための布石は打った。
日本ハムは3日、ドラ1ルーキーの柴田獅子(19)が3イニング限定でロッテ戦に先発。初回に連打を浴びて先制点を与えたものの、その後は無失点に抑えた。
昨秋ドラフトの外れ1位で日本ハムが指名。福岡大大濠高出身とあってソフトバンクと競合するも、新庄監督が当たりクジを引き当てた。
高校時代から二刀流選手として評価が高く、今年のフレッシュオールスターでは154キロをマークし、自身のMAX記録を更新。7月に満を持して本拠地のエスコンフィールドで一軍初登板。この時も3イニング限定ながら初回から三者凡退に抑えた。
日本ハムは高卒選手の育成に定評のある球団。今季は21年ドラ1で4年目の達が本格デビューを果たし、6勝1敗2完投、防御率2.12の好成績。野手も18年4位の万波や17年1位の清宮、18年2位の野村、18年6位の田宮らが主力として活躍。21年2位の有薗も8月中旬に再登録されて以降は、我慢強く起用されている。