日本ハム新庄監督の頭を悩ます万波中正の“低空飛行”…8月は打率.197とドン底
逆転Vを目指す2位日本ハムが痛恨の連敗である。
31日の楽天戦に敗れ2連敗。同日、首位ソフトバンクもロッテに負け、依然として1ゲーム差と逼迫した展開が続いている。
逆転できそうで勝ち切れない……そんな新庄監督の頭を悩ませるのが万波中正(25)だ。キャリアハイは141試合に出場した2023年。この年は25本塁打、74打点、打率.265をマークし、昨季はやや数字を落とすも、18本塁打、60打点、打率.252でチームの2位躍進に貢献。それが今季はリーグ3位の19本塁打はまだしも、43打点、打率.225と調子が上がらない。8月に限れば打率.197と、どん底だ。
この日は4試合ぶりにヒットを放ち、3打数1安打だったものの、延長十一回、無死二塁の場面では代打を出された。
もともと好不調の波が激しく、新庄監督に「頭を冷やすための時間」と、2試合連続でスタメン落ちさせられたこともあった。それで発奮したこともあったが長くは続かず、ここ数試合は主に7、8番の下位打線を打っている。