玉木正之氏がCSシステムをバッサリ!「NPBと12球団は既得権益の死守しか考えていない」

公開日: 更新日:

 4日現在、セ・リーグは75勝45敗3分けの阪神が貯金を独占。2位巨人以下の5球団が借金を抱えている。

 過去、借金チームがCSに出場したことは8回(プレーオフ含む)あるものの、2位チームが勝率5割以下でCSに出たことは一度もない。かねて借金チームのCS出場に対する異論は少なくなかったが、ここにきて巨人OBの上原浩治氏も、「もし、2位以下のチームが日本シリーズに出て優勝したらどうなるか。阪神に行ってもらうくらいのルールを作った方がいいのでは」と提言するなど、またぞろ球界から改革を求める声が噴出している。

 そんなCSのあり方についてプロ野球事情に詳しいスポーツライターの玉木正之氏に意見を聞いた。

  ◇  ◇  ◇

 ──阪神がセの貯金を丸抱えして優勝する可能性が浮上している。2位以下が勝率5割に満たない場合でも、CSが開催されることに反対の声が出ています。

「おかしいですよね。ひと言で言うならば、リーグ優勝の価値をおとしめていますよ」

 ──どんなルール作りが必要だと思いますか?

「即物的な意見を言えば、負け越したチームはCSに進出できないことにすればいい。各リーグの球団数を増やすのも手です。セ・パ6球団ずつしかないのに、そのうち半数がポストシーズンに進出できるのは明らかに割合が多すぎます。ただ、これは今回の問題の本質ではありません」

 ──といいますと?

「現行のCSシステムはおかしいし、確かに私を含めて各所から異論が出ています。しかし、NPBや各球団の中に、『借金を抱えているのにCSに出場できるのはおかしいのではないか』と声を上げられる者がいるでしょうか? いくらわれわれ外野が騒いだところで、NPBや各球団が本気で改革に取り組まない限り、何も変わりません。問題はそこなんです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網