ドジャース佐々木朗希はリリーフ起用「できるか分からない」と不安吐露…今季は敗戦処理が関の山か

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 右肩のインピンジメント症候群で離脱しているドジャース佐々木朗希(23)が、今季中のメジャー復帰に一歩前進した。

 日本時間10日の傘下3Aオクラホマシティーでのサクラメント(ジャイアンツ傘下)戦で力投した佐々木についてロバーツ監督は「球団内で本人も交えて話し合い、先発準備を進めるか、それ以外の役割か、全ての可能性を議題に上せる」と話し、近日中のメジャー再昇格を示唆した。

 佐々木はマイナー5試合目の登板となったサクラメント戦では5回途中3安打3失点。5四死球と制球を乱したものの、直球は渡米後最速となる約162キロをマークし、スプリットも織り交ぜて8個の三振を奪った。

 指揮官は佐々木の起用法に関して先発、リリーフのどちらも視野に入れているとしたが、チームはナ・リーグ西地区4連覇に向け、熾烈なポストシーズン進出争いの真っ最中。不安視された球威は回復したとはいえ、実力が落ちるマイナーリーガー相手に1試合くらい結果を残したところで、メジャーでの働きは未知数だ。

 佐々木も本職の先発ならともかく、リリーフで起用されることに懐疑的で「日本でも一度もやったことがないので、ぶっつけ本番でできるかは分からない」と、不安を口にしている。

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