ドジャース佐々木朗希は“フロント預かり”の特別待遇…編成部長がマイナー戦の追試明かすも指揮官は知らず
右肩のインピンジメント症候群で負傷者リスト入りしているドジャース・佐々木朗希(23)を巡ってチームが混乱している。
日本時間16日、本拠地ドジャースタジアムでのフィリーズ戦を前に報道陣に対応したデーブ・ロバーツ監督。佐々木の次回登板予定について聞かれたが「わからない」と明言を避けた。佐々木は前回10日の傘下3Aオクラホマシティーでのサクラメント戦(ジャイアンツ傘下)で5回途中3安打3失点。渡米後最速となる100.6マイル(約162キロ)をマークした一方、この試合途中に右ふくらはぎを負傷した。指揮官は患部の状態を聞かれても「いいですか?私はとにかく何も把握していない」とし、しばらく沈黙した後、「皆さん、ありがとう」と自ら会見を打ち切って席を立ってしまったのである。
これまでの指揮官といえば、リハビリの進捗状況やマイナーでの投球に関して自由に発言してきた。前回の登板後には救援で起用する構想を明かしていた。リハビリが遅々として進まない佐々木のことをかばったこともあったが、この日はなぜか歯切れが悪かった。