ドジャース山本由伸が見習いたい「エース左腕の降板拒否」…12勝目懸けジャイアンツ戦へ
ロバーツ監督はABEMAのインタビュー企画「おはようロバーツ」で「ヨシノブは完投できるポテンシャルがある。チームで最高の投手の一人」と話しているものの、今季はノーノーを逃したオリオールズ戦(112球)以外は、大半は余力を残して100球未満で降板させている。ただでさえ山本はドジャースの強力打線の恩恵を受けているとは言い難く、1試合当たりの援護点は4.04。これは大谷(4.62)、カーショー(5.95)らの同僚と比べて少ない。登板過多もあって疲弊しきったリリーフ陣を休ませるためにも、できるだけ長いイニングを投げて勝つ確率を高めるしかないのだ。
レギュラーシーズンでの登板は、この日も含めて残り2試合。山本はわがままを貫いて白星を上積みできるか。
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ところでドジャースと言えばここまで期待を裏切り続けている佐々木だが、海を渡る前から国内では批判の声が吹き荒れていた。プロ野球ファンの作家も実名で《ワガママ小僧と言われても仕方がない》とバッサリ斬っていたほどだ。あの時、いったい何が起きていたのか。振り返れば、当時のプロ野球ファンの感情が鮮やかによみがえる。
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