ドジャース大谷翔平 本塁打王争いに「追う側の呪縛」…シュワーバーが1試合2発で3本差に広がる
ナ・リーグの本塁打王争いが大詰めを迎えている。
フィリーズの主砲であるカイル・シュワーバー(32)が日本時間25日、本拠地フィラデルフィアでのマーリンズ戦で、いずれもソロの56、57号本塁打を放ち、この時点で、ドジャース・大谷翔平(31)に3本差をつけた。フ軍、ド軍とも残り5試合を切り、2人によるタイトル争いは29日のレギュラーシーズン最終戦までもつれそうだ。
大谷は、このタイトル争いに「全然、何も感じてはないですね。1打席でも多く良いアットバット(打席)をつくりたいだけなので」と無関心を装っているものの、チームの地区優勝争いも含めて「ヒリヒリ」する9月を過ごしているに違いない。
エンゼルス時代の2023年からリーグをまたいで2年連続ホームランキングのタイトルを獲得した際は、大谷はいずれもライバルから追われる立場だった。