今オフ総額「700億円大補強」へ…目玉選手を総取り可能な資金力+“大谷式後払い”連発の合わせ技
今季、リーグ17位のチーム防御率3.95と苦戦した投手力強化にも余念がない。
「懸案の抑えは、今季62試合で28セーブ、防御率1.63をマークしたメッツのディアス(31)が最大のターゲットになる。相場は総額1億ドル(約153億円)元阪神でパドレスのスアレス(34)も自らオプトアウト権を放棄し、FA市場に出た。今季は70登板でナ・リーグ最多の40セーブをマークした。先発は来季も6人ローテを継続すれば、引退したカーショー(35)に代わる4~5番手クラスの獲得に乗り出すのではないか。WSで戦ったブルージェイズで今季11勝を挙げたバシット(36)、レンジャーズで12勝をマークしたケリー(37)といったベテランで10勝が計算できる投手の補強に動く可能性はあります」(友成氏)
問題は総年俸による贅沢税だ。ド軍は24年、総年俸530億円に対し、150億円もの贅沢税を支払った。米スポーツ経済データサイトの「Spotrac」によれば、今年10月時点の総年俸は30球団中トップの約540億円というが、そこは巨額の収入と、10年総額1000億円の大谷翔平も利用する「年俸後払い」で賄えそうだ。


















