(2)今年1月に発売…週1回基礎インスリン注射「イコデク」の実力

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 インスリン治療は、糖尿病の進行を抑え、合併症を防ぐために重要な選択肢です。早期に始めることで、膵臓の負担を軽減し、インスリン分泌機能の回復が期待できます。糖尿病と診断された時点で、すでにインスリン分泌は正常の半分ほどに低下していることもあり、早期導入が推奨されているのです。

 日本人の2型糖尿病の多くは欧米人と同じ、過食や運動不足による肥満タイプでした。インスリンの分泌能力は維持されており、減量で完治するケースもあったのです。ところが最近は高齢者を中心にやせ形が増えています。基礎的なインスリン分泌能力が低下したうえ、血糖を蓄える筋肉が少ないため糖尿病を発症するのです。このタイプは最終的に基礎インスリンの不足分を補う持続型のインスリン注射が必要です。

 最近のインスリン治療では、患者さんのライフスタイルに合わせた柔軟な選択肢が増えています。例えば、持効型インスリン(基礎インスリン)で安定した血糖コントロールを長時間維持したうえ、超即効型のインスリンを食前に打つ方法です。超即効型インスリンは食後の急激な血糖上昇に対応しやすく、食事とのタイミング調節がしやすいのが特徴です。

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