(4)科学的根拠に基づいた食後高血糖を防ぐ食事…緩やかな糖質制限と低GI食品

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 太る原因は過剰な糖質摂取であり、肥満が2型糖尿病を招くことに議論の余地はありません。その意味では糖尿病の人は糖質の取り過ぎで、糖質制限は必要です。ただし、厳格な糖質制限はおすすめしません。日本糖尿病学会も「厳格な糖質制限は長期的な安全性が確立されていない」と指摘しています。

 糖質を極端に減らすと、食物繊維やビタミン、ミネラルなどの摂取量も減少し、便秘免疫低下を招くことがあります。筋肉量が減って基礎代謝が下がるリスクがあります。また、米国の大規模研究によると、極端に糖質摂取が少ない人は死亡リスクが高くなる、との報告もあります。

 私は、緩やかな糖質制限にとどめるべきだと考えています。具体的には白米を玄米や雑穀米に替えたり、食物繊維が豊富な野菜やキノコ類、海藻類を積極的に取ることです。

 とはいえ、どの食品に糖質が多いのかを調べることは大変です。そこでおすすめしたいのが「GI値」(グリセミック・インデックス)です。食べ物が体の中でどのくらい血糖を上げるかを示す指標で、高GI食品は食後すぐに血糖値が急上昇。それに反応してインスリンが大量に分泌されます。これが繰り返されるとインスリンの働きが乱れて糖尿病を発症します。高GI食品の代表が精白米、白パン、うどん、菓子パン、ドーナツ、砂糖入り炭酸飲料水やジュースなどです。

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