(3)最新の持続血糖測定器「CGM」が糖尿病を改善する

公開日: 更新日:

 糖尿病治療の基本は血糖値の管理です。しかし、日常のさまざまなシーンに応じて変動する血糖値を把握し、評価をすることは難しい。便宜上、直近1~2カ月の平均血糖値を示すとされる「HbA1c」や指先から血液を採取する「血糖自己測定(SMBG)」が使われていますが、何をどのくらい食べたら高血糖状態がどのくらい続くのかなど、食事運動睡眠など日常生活の中での血糖の変動やトレンドを知ることはできません。

 それを可能にしたのが「持続血糖測定器(CGM)」です。最新タイプのなかには、小型センサーを皮膚に装着しただけで、最長2週間1分ごとにスマートフォンにデータを送信してくれます。高血糖・低血糖でアラート機能があり、夜間低血糖や食後高血糖といった危険な血糖値に達する前に知らせてくれるため、早期対応が可能です。

 しかもCGMを装着した患者さんは、自ら血糖を下げる方法を模索し、行動に起こすようになるのです。

 CGMはインスリン治療など、一定の条件を満たす糖尿病患者さんには公的保険が適用されます。当院でも利用する患者さんもいて、大きな成果を上げています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  5. 5

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  1. 6

    「好感度ギャップ」がアダとなった永野芽郁、国分太一、チョコプラ松尾…“いい人”ほど何かを起こした時は激しく燃え上がる

  2. 7

    衆院定数削減の効果はせいぜい50億円…「そんなことより」自民党の内部留保210億円の衝撃!

  3. 8

    『サン!シャイン』終了は佐々木恭子アナにも責任が…フジ騒動で株を上げた大ベテランが“不評”のワケ

  4. 9

    ウエルシアとツルハが経営統合…親会社イオンの狙いは“グローバルドラッグチェーン”の実現か?

  5. 10

    今井達也の希望をクリアするメジャー5球団の名前は…大谷ドジャースは真っ先に“対象外"