アストロズ入り今井達也が背負う全米4位大都市ヒューストンの重圧とファンのシビアな目

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 かつてヤンキースでプレーした松井秀喜は1年目の序盤、動く速球の芯をとらえられずに内野ゴロを量産。するとニューヨークのメディアに「ゴロキング」と命名されたほど。故スタインブレナー・オーナーには「こんなにパワーのない選手と契約した覚えはない」となじられた。

 後を継いだ次男の現オーナーは先代ほど毀誉褒貶が激しくないとはいえ、メディアやファンの気質はいまも変わらない。

 そのニューヨーク以上にシビアなのが、フィリーズの本拠地フィラデルフィアという指摘がある。本拠地球場のシチズンズ・バンク・パークのトイレの便器には相手チームの主力選手のベースボールカードが置かれることも。ファンはそれに向かって用を足すのだ。

「いや、フィラデルフィアのファンは、地元フィリーズの選手に対しても容赦ない」と、特派員のひとりがこう続ける。

「フィラデルフィアはサンタクロースにすらブーイングを浴びせる街という言葉があるくらい。本拠地球場のスタンドはチームカラーの赤一色に染まり、プレーオフに出るのが当たり前、選手は活躍して当然と、チームや選手に対するファンの要求は高い。エラーをした選手には遠慮なくブーイングを浴びせます。地元メディアも手厳しく、チームが負けたり、選手が不調に陥ったりしようものなら『言葉が出ないほどのショック』などと辛辣な見出しで報じたりもします」

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