“熱い男”杉内俊哉 ベンチを殴って小指骨折、灰皿蹴飛ばすのは日常茶飯事だったが…
元ソフトバンク広報・田尻一郎氏による「鷹の真実」(第21回=2024年)を再公開
日刊ゲンダイではこれまで、多くの球界OB、関係者による回顧録や交遊録を連載してきた。
当事者として直接接してきたからこそ語れる、あの大物選手、有名選手の知られざる素顔や人となり。当時の空気感や人間関係が、ありありと浮かび上がる。
今回はソフトバンクや巨人で活躍した杉内俊哉氏について綴られた元ソフトバンク広報・田尻一郎氏による「鷹の真実」(第21回=2024年)を再公開。年齢、肩書などは当時のまま。
◇ ◇ ◇
現在、巨人で投手チーフコーチを務める杉内俊哉(43)の性格をひと言で言えば、「熱い男」です。
入団3年目の2004年、KOされた自身の不甲斐なさに怒り、ベンチを殴って両手の小指を骨折したのは有名な話です。福岡ドーム(現みずほペイペイドーム福岡)の第2ロッカールームは喫煙スペースにもなっていたのですが、杉内が打たれて降板すると、そこから「ガシャーン!」と大きな音が聞こえてくる。怒りで灰皿を蹴飛ばし、あたり一面に吸い殻や灰が散乱。それを掃除するのも僕ら裏方の役目なんです。


















