師弟関係の"誤情報"も…「俺はあのコーチが大嫌いだった。技術指導をしてもらったこともない」
とはいえ、4年目の66年は一軍で90試合に出場し、ホームラン4本の成績を残した。
ドラフト制度元年のこの年、1位指名で長池徳士が法政大学から阪急に入団。その長池を熱心に指導していたあるコーチがいた。現役時代は人気球団のスター選手として活躍し、奔放な言動でも知られる。後年、暴力団との交際が取り沙汰され、人気球団のコーチを辞任したこともあった。
「俺はあいつが大嫌いだったね、あの男は最悪。ヤクザとつるんでいたような奴でしょ」
インターネット上では、そのコーチが森本を評価した、という情報が伝播されているが、これも大きな間違いである。
「俺から話しかけたことはないし、技術的な指導をしてもらったことも一切なかった。印象としては悪い。俺は勘が鋭いからね。ああこいつは俺に関心を持っていないな、とすぐにわかった。そうなったら俺はもう歩み寄りはしないからね。一切無視。何かおちょくったことを言われたこともあったな」
阪急はこの年、5位に沈んだ。シーズンの終了後、西本監督は前代未聞の行動に出る。


















