蘇る権藤博氏の格言 DeNA藤浪晋太郎の「キャンプ初日に150キロ」は信用に値せず

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 そもそも、ブルペンでの投球では、藤浪の成否はわからない。

 元横浜監督の権藤博氏は常々、「一軍で実績のない二軍投手でも、ブルペンでは素晴らしい球を投げる。打たれる心配がないのだから、当たり前だ。糸を引くようなボールが捕手のミットに吸い込まれるのを見て、投げた投手も見ているコーチもうなずくが、私は『ブルペンはコーチと選手の自己満足』と取り合わなかった」とこう言っている。

「投手は試合で抑えてなんぼ。実際のマウンドに上がってもブルペンのような球を投げられるのなら、ほとんどみんなが20勝投手だ。それができないから苦しむ。実際に打者と対峙すると、打たれたくないからコースを狙う。加減して腕が振れない。ボールが先行する。四球を出したくないから置きにいく。打たれる。ほとんどの投手がこうなるのだ。だから、ブルペンの内容は評価にならない。私はあえて、投手の後ろや捕手の後ろで投球練習を見ないようにしていた。投げる球にホレ過ぎないための自衛策だった。そうやって適度に距離を置いて、横目で見るくらいでちょうどいい」

 特に藤浪は、「マウンドに上がってなんぼ」である。

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