男子フィギュア日本勢は“棚ボタ”ダブル表彰台 「4回転の神」がまさかの自滅で繰り上げ銀、銅

公開日: 更新日:

 滑り終えた時点で表彰台は確定していたとはいえ、最終滑走のマリニンが控えていただけに、銅メダル濃厚の状況に表情を曇らせていた。それが、まさかの繰り上がりでメダル圏外の4位とみられていた佐藤とともに表彰台に立った。

 メダルセレモニーを終えて報道陣の前に姿を見せた鍵山は「自分のパフォーマンスには悔しさが残る。何とか滑り切ったので、結果は素直に受け入れなければならない」と複雑な表情だった。

 鍵山は五輪の大舞台を前に大技を組み込む決断をした。マリニンが大会前に史上初の5回転の実施をほのめかし、複数の4回転ジャンプを駆使することから、自身も4回転を実施して、金メダル取りを狙ったが、裏目に出た。これまで鍵山は「大技だけがフィギュアスケートではない。(観衆を)楽しませる方法は他にある」と、持ち前の演技力、表現力を駆使する対抗策を公言していた。

 勝負どころで信念を曲げたことは失敗だったが、それ以上にライバルのミスに救われた。

▽フィギュアスケート男子

①シャイドロフ(カザフスタン) 291.58(SP92.94、フリー198.64)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  3. 3

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  4. 4

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  5. 5

    SNSで大バズリ! 高市首相の「激ヤバ発言動画」発掘がブームに…中には悪質な切り取りも

  1. 6

    『ヘイ・ブルドッグ』ポールの見事なアドリブに感じるコーラスグループのすごみ

  2. 7

    有望高校球児の進路事情に異変! 青学大は「ドラフト指名と同等の価値」「明大より上」とプロスカウト

  3. 8

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  4. 9

    新庄日本ハム舵切り「2位シフト」 騙し騙し起用の万波中正をついに登録抹消

  5. 10

    東京・銀座、KK線再生で誕生、東京スカイコリドーは高さ8.5メートル天空の遊歩道