男子フィギュア日本勢は“棚ボタ”ダブル表彰台 「4回転の神」がまさかの自滅で繰り上げ銀、銅
滑り終えた時点で表彰台は確定していたとはいえ、最終滑走のマリニンが控えていただけに、銅メダル濃厚の状況に表情を曇らせていた。それが、まさかの繰り上がりでメダル圏外の4位とみられていた佐藤とともに表彰台に立った。
メダルセレモニーを終えて報道陣の前に姿を見せた鍵山は「自分のパフォーマンスには悔しさが残る。何とか滑り切ったので、結果は素直に受け入れなければならない」と複雑な表情だった。
鍵山は五輪の大舞台を前に大技を組み込む決断をした。マリニンが大会前に史上初の5回転の実施をほのめかし、複数の4回転ジャンプを駆使することから、自身も4回転を実施して、金メダル取りを狙ったが、裏目に出た。これまで鍵山は「大技だけがフィギュアスケートではない。(観衆を)楽しませる方法は他にある」と、持ち前の演技力、表現力を駆使する対抗策を公言していた。
勝負どころで信念を曲げたことは失敗だったが、それ以上にライバルのミスに救われた。
▽フィギュアスケート男子
①シャイドロフ(カザフスタン) 291.58(SP92.94、フリー198.64)


















