著者のコラム一覧
鈴村裕輔野球文化学会会長・名城大教授

1976年、東京都出身。法政大学博士(学術)。名城大学外国学部教授。主な専門は政治史、比較思想。野球史研究家として日米の野球の研究にも従事しており、主著に「MLBが付けた日本人選手の値段」(講談社)がある。スポーツを取り巻く様々な出来事を社会、文化、政治などの多角的な視点から分析している。アメリカ野球学会会員。

WBCの日本独占放送の裏にNetflixのしたたかな戦略

公開日: 更新日:

 全世界での契約者数が2024年12月末の時点で3億人を超え、映画ドラマ、アニメ、ドキュメンタリーなどさまざまな番組を提供するのは、米国の動画配信大手ネットフリックスである。

 共同最高経営責任者のグレッグ・ピーターズがスポーツも配信こそが未来の形だと強調するように、近年、ネットフリックスは積極的にスポーツの分野に取り組んでいる。

 2027年と2031年のFIFA女子ワールドカップサッカーを米国で、来年開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の全47試合を日本で独占配信するのも、こうした経営方針の一環だ。

 WBCは米国で決勝が行われるとはいえ、全米大学体育協会(NCAA)のバスケットボールトーナメントの視聴者数より少ないのが実情である。

■「広告付き月額890円」は米国より割安

 これに対し、日本では23年大会の米国との決勝戦が平日朝という時間帯の放送であったものの、1分以上視聴した人数が4657万人であった。また、韓国との試合は第1ラウンドながら同じく6234万人が視聴している。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に