錦織圭の復活が見えてこない背景 会場どころかプレスルームの雰囲気まで異常に暗い
男子テニスの国別対抗戦、デ杯のファイナル予選が東京で開催され、日本はオーストリアに2勝3敗で敗れた。
錦織圭は代表入りしたものの、ベンチからの応援に徹していた。1月にキャンベラの下部大会で途中棄権。全豪オープン欠場を余儀なくされた腰痛が尾を引いている。
昨年暮れに36歳になった。ツアーを見渡せば若くはないが、全豪では38歳のジョコビッチがシナーを倒し、22歳のアルカラスとの決勝で死闘を演じていた。単に年齢の問題ではないが、道のりは険しい。
世界ランキングのトップ10を見ると、ジョコビッチは例外として、20代前半が半数を占め、身長190センチ超が6人。180センチ未満の選手を探すと30位台にやっと1人見つかる程度だ。178センチの錦織が、加速するパワーと緻密さの“高度化”を克服するにはよほどの体力がいる。慎重を期しているだろう。
現在、世界ランクは284位。ただ、テニスはランキング競争、勝敗にとどまらないカラフルな舞台だ。錦織は意外性に富んだプレーだけでなく、面白い男だ。


















