「オレの育てた選手が信用できねえのか!」心底感謝している土井正三さんの情熱と指導
「『オレが育てた選手を信用できねえのか!』なんて言ってくれるコーチは後にも先にもいなかった。それだけ、選手に愛情を持ち、コーチとしての仕事に誇りを持っていたからだと思う。その土井さんが昨年9月に亡くなった。引退したら、温泉にでも招待して、ゆっくり野球のことを話しながら、お礼をしたいと思ってた。武上さんもそう。孝行したいときに親はなし、という言葉が本当に胸に染みる」
武上四郎にもまた、仁志には感謝してもしきれない恩義がある。(この項つづく)
▽にし・としひさ 1971年10月4日、茨城県生まれ。1年生からレギュラーを張った常総学院では3年連続で夏の甲子園に出場。早大、日本生命を経て95年のドラフト2位(逆指名)で巨人に入団。強打好守の二塁手として新人王、4度のゴールデングラブ賞を獲得するなど活躍した。06年オフに横浜に移籍し、09年限りで退団。米独立リーグでプレーしていた2010年6月に現役を引退した。日本での通算成績は14年で1587試合に出場して1591安打(打率.268)、541打点、154本塁打。




















