佐々木麟太郎の去就はどうなる?ソフトB城島健司CBO直撃(1)「ポスティングをやらないとは言ってない」

公開日: 更新日:

「ポスティングが球団にとって利益、メリットがあると思えば…」

 ──核というと?

「チームにレギュラーは複数いるけど、チームリーダーやチームの顔は毎年出ない。今は柳田悠岐がうちの軸で、十分チームを引っ張ってくれている。麟太郎君のプレースタイル、人間性を含めて、次の軸になれる数少ない選手だと評価しています」

 ──交渉権を得ても断られる可能性がある中、思い切った指名。

「今年1年の戦力の補強だけを考えたら、即戦力を取った方がいい。でも、1年のうち、半年を棒に振っても、向こう10年間はうちに必要だというメッセージは伝えたつもり。それはうちにしかできないチームづくりや編成じゃないかと思っています」

 ──ソフトバンクはこれまでポスティング移籍を認めていない。将来的にメジャー挑戦を希望する佐々木が選びにくい環境では? 本人とそういう話は?

「いや、挨拶に伺っただけですから、まだそこまで突っ込んだ交渉はできていません」

 ──球団方針としてポスティングは認めていない。

「僕らは一貫してブレていないんですけど、まだやったことがないだけで、ポスティングを認めないと言っているわけじゃない。ポスティングが球団にとって利益があるか、メリットがあると思えば、やらないとは言ってないんです」

 ──球団にメリットがあれば認める?

「はい。僕らはポスティングをやりませんとは一言も言っていない。球団方針でやっぱりやりましょうとなることは十分あり得ます」 =第2回につづく

(聞き手=増田和史/日刊ゲンダイ

城島健司(じょうじま・けんじ) 1976年6月8日、長崎県生まれ。別府大付高(現・明豊)から94年のドラフト1位でダイエー(現ソフトバンク)入団。99年は全試合出場で球団初のリーグ制覇、日本一に貢献。その後も「打てる捕手」として黄金期を支えた。2006年にFAでマリナーズに移籍。捕手としてレギュラーとなり、18本塁打。10年に阪神で日本球界復帰。12年に現役引退。20年からソフトバンクの会長付特別アドバイザーとして球界に復帰。25年からCBOに就任した。

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