加速するプロのスイングの「没個性化」…近年で技術差が最も露呈するのはアプローチです
独特なスイングで芯(スイートスポット)を外し、スライスやフックを打ち分け、フェースの上部や下部で弾道の高さも変える。ティーショットが林の中に入り、大木の根元から大きくスライスをかけてグリーンに乗せたり、バンカーのアゴ近くからピンそばにピタリと寄せる「曲芸師」みたいなプロもいました。
近年のクラブは芯の面積が広く、直進性も高くなり、ボールのスピン量も減ったことで、無理に曲げて攻める必要がなくなった半面、往年のゴルフファンからは「職人技が見られず物足りない」という声も聞きます。
最近のトーナメントを見ていて顕著に技術差が出るのはグリーン回りです。
転がす、上げる、スピンを入れて3バウンドで止める。グリーンの傾斜を使い、手前にワンクッションさせて寄せる。
ラフの深さや順目と逆目の違い、夏場の強いラフやバミューダ芝ならクラブの入れ方も違います。
この時季は芝が短く、雨が降ればライも悪い。フェースの開き具合やクラブの入れ方、バウンスの使い方などが問われる。


















