「ユニホームを汚さんヤツや」 阪神時代の今岡真訪は野村監督から目を付けられて…

公開日: 更新日:

元阪神OB会副会長による「阪神タイガース表も裏も」(第16回=2010年)を再公開

 日刊ゲンダイではこれまで、多くの球界OB、関係者による回顧録や交遊録を連載してきた。当事者として直接接してきたからこそ語れる、あの大物選手、有名選手の知られざる素顔や人となり。当時の空気感や人間関係が、ありありと浮かび上がる。

 今回は阪神などでプレーしたあの今岡誠(真訪)氏について綴られた元阪神OB会副会長による「阪神タイガース表も裏も」(第16回=2010年)を再公開。年齢、肩書などは当時のまま。 

  ◇  ◇  ◇

 監督が代わって、ここまで生まれ変わる選手も珍しい。今岡(誠=元阪神)は、まさにそう思わせる選手でした。

 96年、大型遊撃手として逆指名で阪神に入団。私は、彼が将来のタイガースを背負う選手になると感じていました。ただ、あの時期だけはらしくない姿ばかりが目につきました。そう、野村(克也)監督時代だけは……。

「ユニホームを汚さんヤツや」

 野村監督はことあるごとにこう言っていました。私が見ても、守備で自分が捕れない打球だと思うとスタートを切ろうとしないし、一歩目の反応も鈍い。野村監督は就任当初、今岡を遊撃手として起用するつもりでした。だから、今岡を監督室に呼んで話をしていた。聞くところによると、きちんと話は聞くし返事もしていたという。守備に対する意識も少しは変わりましたけど、野村監督は満足しなかった。2人の関係はおかしくなり始めました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    《タニマチの同伴女性の太ももを触ったバカ》を2発殴打…元横綱照ノ富士に大甘処分のウラ側

  2. 2

    日本ハムは「自前球場」で過去最高益!潤沢資金で球界ワーストの“渋チン球団”から大変貌

  3. 3

    高市首相が天皇皇后のお望みに背を向けてまで「愛子天皇待望論」に反対する内情

  4. 4

    年内休養の小泉今日子に「思想強すぎ」のヤジ相次ぐもファンは平静 武道館での“憲法9条騒動”も通常運転の範囲内

  5. 5

    新庄監督にガッカリ…敗戦後の「看過できない発言」に、日本ハム低迷の一因がわかる気がした

  1. 6

    『SHOGUN 将軍』シーズン2撮影中の榎木孝明さん「世界的な時代劇映画のプロデュースに関わりたい」

  2. 7

    横綱・豊昇龍が味わう「屈辱の極み」…大の里・安青錦休場の5月場所すら期待されないトホホ

  3. 8

    和久田麻由子アナがかわいそう…元NHKエースアナを次々使い潰す日テレの困った“体質”

  4. 9

    あの細木数子をメロメロにさせて手玉に…キックボクサー魔裟斗のシタタカさ

  5. 10

    細木数子と闘った作家・溝口敦氏は『地獄に堕ちるわよ』をどう見たか? “女ヤクザ”の手口と正体