ドジャース佐々木朗希に「休みたいけど休めない」ジレンマ…覚醒した今なおローテ安泰とは言えず

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佐々木、ロブレスキ、シーハン、ラウアーのうち2人は先発から外れることに

 メジャーで160キロを投げる投手の大半はトミー・ジョン手術を経験している。今季、開幕から圧倒的な投球を続けている大谷翔平(31)にいたっては2度、右肘靱帯の修復手術を受けた。「テイクバックの大きな佐々木は、ただでさえ肘に負担のかかる投げ方をしている。いまのような160キロ超の速球を武器にしている限り、遅かれ早かれトミー・ジョン手術は避けられない」とはア・リーグのスカウトだ。

 5月にスネル(33)の復帰により1度だけ中8日があったものの、開幕からローテを守り続けている。昨年までの佐々木ならば間違いなく、自分でブレーキを踏んでいるところだが、休むに休めない事情があるという。

「現在、ドジャースの先発ローテは佐々木を含めて大谷、山本由伸(27)、ロブレスキ(25)、シーハン(26)、ラウアー(31)の6人。左肘遊離軟骨を除去する手術を受けたスネルは7月に復帰予定だし、腰痛で負傷者リスト入りしているグラスノー(32)もいずれは戻ってくる。2人の復帰によって大谷と山本がローテから外れることはあり得ないにしても、佐々木、ロブレスキ、シーハン、ラウアーの4人のうち2人は先発から外れることになる。佐々木は調子の上がってきたいまのうちに先発の座を確実にしておく必要があるのです」(前出の特派員)

 米メディアから「覚醒した」といわれる佐々木が、「これまで目指してきたところに近づいている」と言いながら、「全体的にもっと上げていけると思う。(今後も)慎重にというか、継続的にやっていきたい」と、さらなるパフォーマンスの向上を目指しているのも、最強軍団のローテを不動のものにできるかどうかの瀬戸際にいる自覚があればこそなのだ。

 靱帯損傷のような大ケガをしては元も子もないけれど、かといって休むわけにはいかない。佐々木はそんなジレンマを抱えながら、今後も腕を振り続けることになる。

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