阿部慎之助氏の巨人監督復帰が絶望的なワケ…親会社が断固として許さない暴力行為の重み

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暴力を糾弾した親会社読売新聞の社説

「今の球団も読売グループもコンプライアンスにはことさら厳格です。長女の手紙が公表された翌日の読売新聞は、<暴力を振るった事実は重い>と題する社説を掲載しています。一昔前なら“家族間の問題”として片づけたかもしれないが、社説では<人気球団の監督となれば、一挙手一投足が注目される。言動が社会に与える影響は大きく、その自覚が求められる。暴力は決して許されない><家族内のもめ事とはいえ、暴力を振るった事実は重い>と切り捨てている。真相を把握しているであろう山口オーナーも『暴力は許されない。監督を続けることは許されない』と糾弾しています。殴る蹴るはなかったそうですが、球団も本人も、長女の胸ぐらをつかみ、押し倒したという暴行の事実は認めている。その上での現役監督の逮捕という事実は相当に重く見なければいけない」

 そもそも、巨人の歴史で2度以上監督を務めたのは長嶋茂雄、藤田元司、原辰徳の3氏のみ。現役続行の希望を半ば強引に引っ込めさせられ、監督に祭り上げられながら、わずか3年で退任に追い込まれた高橋由伸監督ですら、球団内に「もう一度、チャンスを」という声があるにもかかわらず、復帰は実現していない。

 来季、実現する可能性が高い球団待望の松井秀喜監督が誕生すれば、5年以上の長期政権が確実視される。その後は坂本勇人らの幹部候補生に世代交代していくのが既定路線。誰にでもセカンドチャンスはあってしかるべきだが、少なくとも阿部前監督に巨人でそれが用意される可能性は低い。

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