揺れるイランvs復権期すベルギー…不安抱える両雄が激突【日本時間22日午前4時キックオフ】
ベルギー
赤い悪魔──。1930年に第1回大会が開催されたW杯よりさらに昔、20世紀初頭からそう呼ばれていた。2014年ブラジル大会でベスト8に進出すると、18年ロシア大会では自己最高の3位と躍進した。そんな悪魔たちが近年は勝てない。前回22年カタール大会では1次リーグ敗退。原因は得点力不足だ。カタールでは3試合で1得点。24年欧州選手権も4試合2得点だった。
そんな中、昨年1月にルディ・ガルシア監督が就任した。代表チームを率いるのは初だが、クラブ監督の経験は豊富。リールを率いた10-11シーズンでリーグとカップの2冠を達成して名を上げると、ローマ、マルセイユ、リヨンの強豪クラブを指揮した。
かつては4-3-3の攻撃的布陣を得意としていたが、近年はバランス型に寄せた4-2-3-1がメイン。初陣となったネーションズリーグでもリーグB降格を防ぎ、その後も負けなし。3月の米国との強化試合は5-2で圧倒した。
不安はFWルカクの状態。国内トップの代表通算89得点を誇る天才ストライカーだが、昨年夏に左足のハムストリングを故障。今季は長期離脱を経験した。治療を優先して、チームに無断で練習を欠席。一時はナポリと一触即発の事態となった。
本戦ではどこまでパフォーマンスを発揮できるか。赤い悪魔の命運は国内最強の点取り屋が握っている──。
・過去最高 3位
・前回大会 1次リーグ
・予選成績 欧州予選J組1位 5勝3分
■キーマン:ケビン・デ・ブライネ
「世界最高峰MF」デ・ブライネが突出しているのが、巧みなファーストタッチと空間察知能力。どんな体勢でも瞬時にフィールドの状況を理解し、正確無比なパスを繰り出す。トップ下の前線指揮官として、ゲームメークでは右に出る者がいない。代表通算36ゴールとシュート力も兼ね備えている。ネックは6月で35歳になる年齢。


















