交流戦首位奪取の功労者 西武・長谷川信哉を見守ってきたOBが語る「打撃の成長理由」
育成出身の大砲候補に覚醒気配だ。
このところ、目覚ましい活躍を見せているのが西武の長谷川信哉(24)だ。12日の巨人戦では初回、先発の竹丸から先制となる適時二塁打。左中間を大きく割り、ワンバウンドでフェンスを越えようかという当たりだった。
その後は小兵の滝澤が2打席連続適時打を放ち、先発の高橋光も7回を投げて1安打無失点。3-0で巨人との初戦をモノにし、ソフトバンクがヤクルトに敗れたことで交流戦首位となった。
長谷川はもっか打率.291、8本塁打、23打点。交流戦に限れば、打率.367は12球団2位の好成績だ。
2020年育成ドラフト2位で敦賀気比(福井)から入団。183センチ、80キロ(現在は90キロ)と恵まれた体格に加え、50メートル5秒8の俊足で、パワーとスピードを兼ね備えた大型外野手として評価されていたが、育成指名に留まった。
ある球団OBは「これには事情がある」と、こう続ける。
「長谷川はもともと投手。高校2年春に外野手に転向し、打撃に専念するようになった。しかも、3年時はコロナ禍で次々と大会が中止。実戦の機会が少なかったことが原因です。素質自体は高く評価されていたが、高校通算本塁打は14本と、肝心の実績が乏しかった。育成指名になったのはそのためです」


















