日本ハム古林睿煬が二軍落ち、王柏融も期待外れ…それでも止まらないパの「台湾戦略」

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 ある球界関係者は「その心配はないでしょう。日本球団が台湾選手に期待するのは戦力だけではない。収益面でもプラスになると、ソロバンを弾いています」と言う。

 代表例は05年高校生ドラフト1位で日本ハム入りし、外野のレギュラーとして長く活躍した陽岱鋼。日本の高校を卒業しているドラフト生とはいえ、台湾での人気・注目度は高く、球団も台湾からのインバウンド特需があった。14年には主催試合全試合の放映権を、「FOXスポーツ台湾」に販売。近年も台湾球団と交流試合を行うなど、台湾市場を意識したスポーツビジネスを展開している。

 日本ハムだけではない。台湾にルーツを持つ王貞治氏が球団会長を務めるソフトバンクも、現地でのアピールに熱心。今季も味全ドラゴンズのエース、徐若熙を獲得。郭泰源以降も許銘傑などが所属してきた西武も、オフに前統一ライオンズの林安可を獲得している。

「台湾では特にパ人気が高く、パ・リーグTVを運営するPLM(パシフィックリーグマーケティング)は、FOXスポーツ台湾に16年から3年間、全試合の放映権を販売。契約が切れた19年にはさらに3年延長した。FOXスポーツが台湾から撤退した後も、22年から『ELEVENスポーツ台湾』(現台湾DAZN)と今季までの5年契約を結んでいる。商売は放映権販売だけに留まらず、台湾限定グッズや肖像権の販売、ラッピングバスなどの広告を展開したこともあります」(前出の関係者)

 台湾野球の人気はうなぎ上り。2025年には1試合平均の観客動員数が同国プロ野球史上初めて1万人を突破。日台間の交流は広がることはあっても、狭まることはなさそうだ。

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