ドジャースはプレーオフ前に大谷翔平を壊すのか? 左膝炎症でも週末ブルペン入り、チームに透ける“スケベ心”
投手起用には慎重になるべきなのに…
ドジャースは21日、ロッキーズから160キロ右腕のリリーバー、ハルバーセン(26)をトレードで獲得した。登板過多気味のブルペンの層を厚くするためとはいえ、トレードで計算できる先発を獲得するなどしない限り、投手としての大谷抜きで酷暑の8月を乗り切るのは難しいようなのだ。
大谷は左膝の炎症に加えて、右肘不安も払拭できない。ア・リーグのスカウトによれば、「上腕二頭筋の違和感の原因はおそらく肘。肘を痛めると、上腕二頭筋もダメージを受ける」からだ。左膝の治療が目的とはいえ、球宴期間中、ノースローを強いられたのも不自然といえば不自然。しかし、右肘にも異常が生じているとすれば納得だ。
ロバーツ監督は、「チームにとっても、大谷にとっても10月に健康でいることよりも優先されるものはない」と話している。だからこそ大谷も球宴出場を辞退して治療に専念したし、23日の登板も回避することになった。投手としては初の栄冠でもあるサイ・ヤング賞より何より、今季の最大の目標はチームのワールドシリーズ3連覇。10月のポストシーズンでベストのパフォーマンスを発揮するため、あえて現在は打者に専念している。
ならば、なおさら投手起用には慎重になるべきだ。キャッチボールを再開して間もない大谷をブルペン入りさせる必要などまったくない。にもかかわらず、ブルペンで投げる予定とは……。
あるいは8月のハードスケジュールが迫り、大谷の膝や肘の状態に問題がなくなるようなら……という“スケベ心”が球団内部に生じているのかどうか。だとすれば、プレーオフを待たずして取り返しのつかない事態になりかねないし、大谷のカラダが心配にもなってくるのだ。


















