左足首故障の安青錦が夏巡業に強行出場の切実事情 ケガを悪化させたら元も子もないが…

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「個人競技である相撲は、気の持ちようで勝敗が左右される面もある。巨漢同士が狭い土俵の中で押し合い圧し合いをするのだから、ちょっとした弱気が致命的な隙になりかねない。顕著だったのが7月場所の横綱大の里でしょう。左肩のケガは癒えて体調に問題はなかったはずだが、5月場所全休で不安を抱えていたからか、押し切れないとすぐに引いて自滅の繰り返し。好調だった頃は、それでもまわしを探りながら前に出ていた。安青錦も同様に5月場所を全休したが、こちらは大関陥落で背水の陣、開き直ったフシがあった」

 安青錦は自信喪失で相撲を見失った時期があった。綱とりがかかっていた今年3月場所は対戦相手に研究され、7勝8敗。師匠に「どうしていいかわからない。今までどうやって勝ってきたのか、わからなくなった」と漏らすなど、極度のスランプに陥っていたという。

 安青錦は巡業ではまだ土俵に上がっていないものの、それでも場の雰囲気を肌で感じ取れるし、見取り稽古もできる。

「巡業はバスでの長時間移動がネックだが、足のケガならばさほど影響はないでしょう。負傷箇所が腰だったら、悪化の可能性が高いために休んでいたかもしれない」

 とは前出のOBだ。

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