北京五輪開幕100日前 コロナ対策で“缶詰め”ゆえ盛んになる「選手村の熱い国際交流」

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 衝動は抑えられない。

 27日で開幕まであと100日となった北京五輪。25日にはプレーブックの初版が公表された。入国14日前までにコロナワクチン接種を完了していない選手や関係者は、21日間の隔離措置が取られ、大会期間中はワクチン接種の有無にかかわらず、外部との接触は遮断される。PCR検査は毎日受けなければならず、マスクは医療用に限られるなどコロナ対策は今夏の東京大会以上に厳格だ。

 東京五輪でも、選手は宿泊先から競技会場や練習場などへの移動は専用車両のみ。いわゆる「バブル方式」が採用されていたが、オフの時間は宿舎を抜け出し、コンビニに買い物へ行ったり、六本木に繰り出す選手もいたりして、実際は穴だらけ。身の危険を感じた中国代表団は当時「バブルが緩すぎる」とクレームをつけていたほど。北京五輪ではオフに宿舎から出ることは不可能だろう。

■ダメと言われたら余計に…

 選手たちが缶詰めになるのは選手村だ。4、5階建てなどのアパート形式で18棟ある。部屋の広さは約50平方メートル。

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