• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

「らんる曳く」佐々木中氏

■「僕の小説は食える人には食える納豆みたいなもの」

 独特な文体とリズムに気おされる。難解と捉える人もいれば、心をわしづかみにされ、とりこになる人も。

「僕は難しい文章を書いているという意識はまったくない。そもそも万人に読みやすい文体など存在しないし、幻想だと思う。僕からすれば、産経新聞のコラムのほうがよっぽど難解ですよ。『原発が効率のよいエネルギーであることが嘘だとわかり、ウランも輸入に依存している。(中略)だからこそ原発を推進しなければならない』と書いてある。論理が破綻していて意味が分からない。僕の小説のほうが断然読みやすいでしょう?(笑い)」

 主人公は2年前に妻を亡くした男。絶望的な喪失感に苦しみながら「生きることの意味」を体感していく。心情描写はなく、フィジカルな描写が苦しみをより倍増させる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    浮いた話もなし…波留の“私生活”がベールに包まれるナゾ

  2. 2

    90年代はやりたい放題だった…とんねるずへのノスタルジー

  3. 3

    野田聖子氏周辺に疑惑 仮想通貨「GACKTコイン」接点は?

  4. 4

    乃木坂46白石麻衣 不可解なドタキャン騒動に大ブーイング

  5. 5

    なぜ? 「大阪万博」スポンサーに米国カジノ企業が次々と

  6. 6

    安倍首相を守り栄転 太田理財局長は“論功行賞”で主計局長

  7. 7

    広島追撃にキーマン不在…巨人・坂本は長期離脱の可能性も

  8. 8

    高校の同級生の三浦友和 清志郎にRC再結成を持ちかける

  9. 9

    安倍首相を悩ませる 金正恩の「拉致問題」への対応一変

  10. 10

    ZOZO騒がれた日の皮肉 老舗球団は新興勢力に5年で抜かれる

もっと見る